自由過ぎる。イタリア人の生態~ロンドン編

2週間 ago Caterina 2

今日も真っ暗なロンドンからブォンジョールノ(こんにちは)! 

わたくしの住んでいるロンドンには一体何人のイタリア人がいるんだろう?と疑問に思い、ちょっと調べてみたら。

ロンドンだけで何と26万人。(2016年4月)

いや~街なかを歩いててうるさい訳だ。(違)日本人はイギリス全土で5万人ぐらいだから規模が全然違いますね。

丁度イタリア人の生態を知りたいというリクエストが来ましたので、今日はロンドン在住イタリア人相手にワタクシが実際に体験したエピソードをお届けしたいと思います。

イタリア人と会う予定を立てるといっつもこうなる その1

あれはいつの事だったか、イタリア人の友人と「ロンドンのどこか」で「金曜か土曜ぐらい」に会おうか、という事になりました。

向こうが言い出しっぺだったんで、わたし達は詳細を決めることもなく放置してたんですが、気づいたら金曜は過ぎ、土曜日になっている

おいおいおいおいおいおい、どうなっとんねん

という事で電話したら。

「昨日歯医者で歯抜かれて、気分が落ちてるから今日はもう行かない。行きたくない。カテリーナ達には会いたいけど、歯が相手だからね、何てったって。ボクにはコントロール出来ない。だっt(この後延々と続く泣き言)」

おちこむわホンマ

出たよ!気分が乗らない。

ワタクシの前の職場にもよくイタリア人のクライアントが来てたんですが、気分が乗らないという理由でドタキャンしてきやがるんですね。 個人的な経験上、イタリア人がこれを言い出したらマンマの命令でも下らない限り、彼らの気持ちを動かすことはほぼ不可能と言っていいでしょう。

この話は続きがあるんですが。

イタリア人と会う予定を立てるといっつもこうなる その2

その次の週に絶対埋め合わせをするという妥協案で、歯医者キャンセル野郎と折り合いをつけ、そして今日がその次の週。

今日は向こうからちゃんと電話がかかってきました。

ここはもう、うちのイタリア人に任せておこうと電話を代わり、彼らは多分30分ぐらい話をしてたでしょうかね。

っていうか、会う時間と場所決めるだけで30分も話すって何。 

「どこで会う事になったの?」
「Oxford CircusかHolborn」※隣の地区同士みたいに言ってますけど、かなり離れてます。

「何時?」
「12時から14時の間」

(-_-;)

アンタ達今まで30分も一体何を決めていたんですか?

いやね、ワタクシは普通さあ。。とか言いたくありませんよ。言いたくありませんけど、待ち合わせ時間に2時間も余裕持たせてどうすんのよ。

こっちがこう言うと
「別に誰かが死ぬわけじゃあるまいし。Tranquilla, tranquilla!(まーまー落ち着こうぜ!)」

とか言われる。この人たち、イタリア人でもドイツ人みたいとか言われてる北イタリア出身ですけど、それでこうですから。こっちも長年付き合ってると、こんぐらいの事では全く動じないタマになりましたけどね。

で、何できっちりとした場所と時間を決めないのよ?という質問への答えがまたザ・イタリア人でした。

 

待ってる間にみんなの気分が変わるかもしれないから

これを読んでくれてるみなさんね、この赤太文字の一行、次のエピソードに繋がるんでよぅっく覚えといてください。

イタリア人と時間と場所を決めて待ち合わせるとこうなる

歯医者キャンセル野郎のお話も結構強烈ですけど、このM姐さん(やはり北イタリア出身)も強烈です。っていうかね、この人の待ち合わせエピソードを超える人とはまだ会ったことがありません。

M姐さんは、うちのイタリア人のいとこなんですが、ロンドンに来たのは約6年前で、ちょうどワタクシがイタリアにハマりだした頃。

あのさ、僕のいとこがロンドンに住んでるからカテリーナに是非会ってもらいたいんだよね。で、今週末の土曜日2時にBayswaterの駅出たところで待ち合わせすることになったから。

オッケー

で、当日。
我々は2時少し前に姐さんが直々に指定したBayswater駅を出たところにおりました。

ところが。

3時になろうとしているのに来ないんですね。 姐さんが!

一体全体どこにおんねんこのボケ!!って2時半ぐらいから言いたくてたまらなかったワタクシですが、他人が自分の事をどう思うか超絶気にするイタリア人、「そういう事言うと何か催促してるみたいに聞こえない?」とか言ってかけないんですよ、携帯電話を!!

でもさすがに3時になって動きました。うちのイタリア人。

「Dove sei?(今どこよ?)」

何やら色々と話し込んでます。 また気分が乗らないとか言わないよね。 

チン(電話を切るイメージ) 

「あのさカテリーナ。Mから、友達とノッティンヒルにあるパブの中のタイレストランでご飯食べてるから、あなたたちも来なさいよ、そこからだったら歩いても来れるわよ、アハハハハ~って言われた。」

dinner

 

 

 

 

 

ノッティンヒル?!

 

めし食ってる??!

 

あたしちょっと目まいが。。。。

ていうかさ、最初っからNotting Hillって言ってくれりゃあBayswaterで降りる必要なくない?そのままセントラルライン一本で行けたんじゃん!

これ。

これですよ。

何ていうんですか、このエピソードは脳天を突き抜けましたね。待ち合わせしていた時間も場所も完全無視の場所で会うことになっても、めし食ってた方は悪びれてないし、わざわざ歩いて移動させられた側も怒ってない。

良いとか悪いの概念を完全に超えた何かがあるんですよ、ここに。

まとめ:イタリア人の自由さから学べる事

イタリア人はスケジュールがあろうが無かろうが、その一瞬で何かを突然思いつき、「いいね!」となってしまう。そしてそれを一切我慢しないんです、彼らは。

しかも、それがいつ何時自分自身に起きるか自分でも予測がつかない。

だから最初からギッチギチなスケジュールは立てないんですね。スケジュール通りに進むことは絶対にないから。イタリア人は自分たちの事をよぅっく分かってらっしゃる。

電車が1分遅れただけで謝罪放送があるようなわたしの国と、この自由な人々が生まれた国と。

これだけやりたい放題だと個人個人の性格に合う合わないが完全に分かれると思うんですが、他人のミスや迷惑に寛容だったり、また自分も間違いを犯すこともあるし、他人に迷惑をかける事もあるという事実を肌感覚で分かっていて、もっとリラックスして暮らしているのは、きっとこの自由な人々が生まれた国の方だと思います、はい。